伝統工芸士・佐治武士の「野さばき」「家康」「信長」「義経」の和式ナイフを買取いたしました
買取日:2019/06/05
佐治武士
和式ナイフ 伝統工芸士・佐治武士
佐治武士(さじたけし)氏の和式ナイフを買取いたしました。
商品紹介
700年の歴史がある福井県「越前打刃物」。昭和54年、刃物産地としては全国初の伝統的工芸品の指定を受けました。
そんな歴史のある越前武生に生まれ、弱冠44歳で伝統工芸士に認定された和式ナイフのレジェンド、佐治武士(さじたけし)氏。
日本古来の火づくり鍛造技術がある氏が、カスタムメイドで創り出す和式ナイフは、鍛造刃物に対する志が遺憾なく発揮されている逸品ばかりで、世界中のナイフファンを魅了し続けています。
野さばき+小刀
包丁や鉈などに使われ、別名「白紙」とも呼ばれる「白鋼(しろはがね・しろこう)」をブレードに採用した「野さばき」。
包丁界でもその名を轟かす佐治武士氏ならではの逸品です。
糸巻漆仕上げのハンドルもシックでかっこいいです。
【仕様】
■野さばき
ブレード:約24.7cm、刃厚約5mm、全長約39cm
鋼材:白紙多層鋼
ハンドル:糸巻漆仕上げ
■小刀
ブレード約6.5cm、刃厚約3mm、全長約16cm
鋼材:白紙割込
ハンドル:紐/籐
信長 有色ダマスカス
尾張の戦国大名の織田信長。福井県の越前町は織田一族の発祥の地としても知られています。
美しい刃紋の有色ダマスカス鋼をブレードに採用。
「赤武士」とも呼ばれている所以の、特徴的なオレンジ紐の刀剣巻きが闘志を感じます。
黒漆塗りの木鞘も刀を彷彿とさせる、和の逸品です。
【仕様】
ブレード:約17.5cm 、刃厚約4.5mm、全長約31cm
鋼材:有色多層鋼(ダマスカス)
ハンドル:オレンジ紐 刀剣巻き
シース:黒漆塗り木鞘
家康 有色ダマスカス
幕末四賢侯の一人と謳われていた第16代越前福井藩主の松平 春嶽。松平家は親藩にして、御家門(徳川家康の血統の一族)の筆頭です。
美しい刃紋の有色ダマスカス鋼をブレードに採用。
真鍮のツバ 、緑の鮫皮を下地に刀剣巻きしたハンドル が高貴さを演出しています。
【仕様】
ブレード:約16.5cm、刃厚約約5mm、全長約30cm
鋼材:有色多層鋼(ダマスカス)
ハンドル:緑の鮫皮 刀剣巻き
シース:黒漆塗り木鞘
家康 白紙甲伏
日本刀の鍛え方の一つで、硬い鋼で柔らかい鉄を四方から囲うようにする「甲伏造り」。
「甲伏」は高価な鋼を大量に使うので強度的にも優れています。
和刃物の最高峰である日本刀の技術を駆使した逸品です。
【仕様】
ブレード:約16.5cm、刃厚約約5mm、全長約30cm
鋼材:白紙甲伏
ハンドル:緑の鮫皮 刀剣巻き
シース:黒漆塗り木鞘
義経 150mm
平安時代末期の武将、源義経。
義経の生涯を描いた物語「義経記」には、義経主従の逃避行経路で、山伏に姿を変えて奥州に落ちる途中で平泉寺白山神社(福井県勝山市平泉寺町平泉寺に鎮座する神社)に立ち寄ったと記されています。
パイソンとも呼ばれ人気の高いニシキヘビ革をハンドルに採用。平安・鎌倉時代、実戦に用いられた太刀の外装様式の一つ「籐巻(とうまき)」が浪漫を感じる逸品です。
【仕様】
ブレード:全長約15cm
鋼材:白紙多層鋼
ハンドル:ニシキヘビ革・籐巻
シース:ニシキヘビ革・籐巻
今回は岡山県のお客様からのご依頼で上記5本のナイフを宅配買取させていただきました。
希少なナイフを買取させていただきありがとうございました。