WEST STAFF BLOG
ウエストスタッフによるブログ
リン酸鉄リチウムイオンバッテリーのポータブル電源
その他電動工具
2021/12/23
リチウムイオンよりも安全性の高いリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを搭載したポータブル電源「UPP-1100J」が12月下旬より発売されます。
キャンプや車中泊などアウトドア、災害時の備えに活躍するポータブル電源は、ここのところ人気の製品のひとつで、今回紹介するUPP-1100Jは、バッテリー容量992Whのポータブル電源。
AC出力 / DC 12V出力 / 120V出力 / 5V出力があり、ドローンバッテリーへの充電、スマートフォン、タブレットPC、小型プリンター、照明機器、冷暖房機器、小型冷蔵庫などさまざまな機器の日常電源や緊急電源に適していて、液晶ディスプレイが大きく充電完了予想時間や出力予想時間などを見やすく表示してくれます。
充電を開始すると、液晶ディスプレイ左側に充電完了の予想時間が表示されるうえ、本体のバッテリーを充電しながら、スマートフォンなどの充電が行えるパススルー充電にも対応しています!(※パススルー充電を行うと通常使用に比べてバッテリーや制御機器の寿命が短くなりますが・・。・)
またスイッチを入れると使用する電力(W)と使用できる予想時間がリアルタイムに表示されるので、バッテリー状況に合わせて使い方を判断しやすく、とても便利ですよね。
ライフサイクルは2000回以上で、2つのUSBポート、1つのType-Cポート、ACコンセント、および12Vのシガーソケット出力がついています。
さて、蓄電池で使われるリチウムイオン電池なのですが、その中にもいくつかの種類があって、このポータブル電源に使われているリン酸鉄リチウムというのは、電池内部で発熱があっても結晶構造が崩壊しにくく、安全性が高い電池となっています。
エネルギー密度が低く、過充電・過放電状態になっても爆発しない特徴があり、長期使用(約10年)も可能で、値段自体は高くなってしまいますが、製品の性質上、安心・安全を優先してもいいでしょうね。