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【JAZZ名盤②】Relaxin /マイルス・デイビス(Miles Davis)
JAZZ名盤
2018/12/19
モダンジャズの帝王、マイルス・デイビス(Miles Davis)。
ジャズを語る上では切り外せない重要な人物です。マイルスには名盤といわれているアルバムがたくさんございます。
マラソンセッション
マイルスがプレスティッジ・レーベル在籍時代に、アルバム4枚分をわずか2日間で、ほとんどワンテイクでレコーディングをしたとう俗にいう「マラソンセッション」。
1956年にマイルス・デイヴィス・クインテットが行なった2日間のレコーディング・セッションの音源は「クッキン」「リラクシン」「ワーキン」「スティーミン」という4枚のアルバムとして発表されました。
初期の黄金クインテットとしては、以下の豪華メンバーで演奏されています。
- Miles Davis(マイルス・デイビス)(tp)
- John Coltrane(ジョン・コルトレーン)(ts)
- Red Garland(レッド・ガーランド)(p)
- Paul Chambers(ポール・チェンバース)(b)
- Philly Joe Jones(フィリー・ジョー・ジョーンズ)(ds)
一息つきたい時にリラックスできる一枚
マラソンセッションはどれも素晴らしい演奏ですが、なかでも「Relaxin (リラクシン)」がオススメ。
曲の構成が良くて、アルバム通しで聴ける感じで、マイルスのミュート・トランペットのセンスがさえわたり、レッド・ガーランドのピアノなども評価の高いアルバムです。
仕事の合間に一息つきリフレッシュしたい時、好きな道をマイペースでドライヴするときや、一日の終わりにリクライニングソファに座りながらゆったりと過ごすときなど、そのアルバムタイトルどおり、リラックスしたい時に聴くと神経がほぐれ癒されます。
「Relaxin (リラクシン)」はそんなリラクゼーション効果のような不思議な魅力がある名盤ジャズです。
- 曲目
- 1. If I Were a Bell
- 2. You’re My Everything
- 3. I Could Write a Book
- 4. Oleo
- 5. It Could Happen to You
- 6. Woody ‘N You
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