WEST STAFF BLOG
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【JAZZ名盤①】Jazz at the Pawnshop /スウェーデンジャズ
JAZZ名盤
2018/12/14
ライヴ録音ながら驚くほどの高音質でジャズファンに愛聴されているスウェーデン・ジャズの名盤「Jazz at the Pawnshop」。
ヨーロッパのジャズはアメリカのジャズと比べるとどこか華やかさを感じます。
このアルバムは1976年の12月、スウェーデンのジャズクラブ「スタンペン」でのライヴ録音です。
通常ライブ録音ですと音質が気になるところですが、こちらの音源はライヴ会場の観客の飲み物のグラスの音や声なども鮮明に聞こえ、その場にいるような臨場感があります。
演奏はスウェーデンのアルトサックス奏者のアルネドムナルス、ビブラフォン奏者ラースエルストランドが共演したカルテット。
二人の掛け合い、それぞれの演奏が素晴らしく、まさにスイングジャズといった感じです。
選曲もよくて、哀愁あふれるクラリネットで知られるベニーグッドマンの名曲「ライムハウスブルース」。
ポール・デスモンドが作曲しデイヴ・ブルーベック・カルテットで生まれたジャズの定番曲「テイク・ファイブ」などジャズファンが楽しめるラインナップです。
オーディオの試聴用CDの定番として、よく店舗にも置いてあります。
SACDやリマスターしたハイレゾ版も発売している人気の名盤ジャズです。
『Jazz at the Pawnshop』
■レーベル
PROPRIUS REC.
■バンドメンバー
Arne Domnerus: alto sax, clarinet
Bengt Hallberg: piano
Lars Erstrand: vibes
Georg Riedel: bass
Egil Johansen: drums
■収録曲
1. LIMEHOUSE BLUES
2. I’M CONFESSIN’
3. HIGH LIFE
4. JEEP’S BLUES
5. LADY BE GOOD
6. TAKE FIVE
7. EVERYTHING HAPPENS TO ME
8. BARBADOS
9. STUFFY